格安SIMのメリット・デメリットについて教えて

2021年3月12日

格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMという言葉は知っていても、詳しいことはよくわからないという人に向けて、格安SIMの仕組みとそのメリット、デメリットについて解説します。

格安SIMとは?

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯キャリアから、アンテナや基地局、通信ネットワークなどの設備を借りてサービスを提供する事業者のことを、MVNO(仮想移動体通信事業者-Mobile Virtual Network Operator-)と言います。

そのMVNOが提供する携帯電話サービスが格安SIMです。

 “格安”というその名前の通り、大手携帯キャリアの半額から1/3くらいの料金で、サービスを利用することができます。

その理由は、MVNOではアンテナの設置や回線設備などを借りているので、大手携帯キャリアのような莫大な設備投資が不要。

必要な回線設備を必要な分だけ借りているので、その分、料金を安く設定することができます。

格安SIMのメリット・デメリットとは

更にMVNOはCMなどの宣伝費を節約したり、個別のショップを持たずにオンライン対応するなど、コストダウンに積極的に取り組んでいます。

大手携帯キャリアに比べると規模が小さいので、その分、きめ細やかな対応が可能。

ユーザーのニーズに合わせたプラン設定や、料金設定ができます。

格安SIMのメリット

■料金プランが安い

格安SIMのメリットはなんと言っても料金が安いこと。

これまで毎月7,000~8,000円くらいかかっていたスマートフォンの料金を、格安SIMを利用することで1,500~2,000円程度に抑えることができます。

しかもドコモの回線を利用するMVNOが多いことから、ドコモのスマホを利用している人なら、いま使っている端末をそのまま利用することができます。

y.u mobileもドコモの回線を利用。

見た目には今までと同じスマホですが、中に入っているSIMカードが格安SIM事業者のものに変わるだけで、毎月の料金がかなり抑えることができます。

■料金プランがわかりやすい

大手携帯キャリアでは契約時や機種変更時などに、オプションメニューやセット割りを勧められることが多いです。

そんな加入時のプランやオプションを見直すことなく、そのまま加入している人も多いのではないでしょうか?

毎月、料金を支払っているのに、その内訳がイマイチよくわからない。そう思っている人も多いハズです。

その点、格安SIMは料金プランがシンプル。

y.u mobileでは1人用のシングルプラン(5GB)と、最大4人で使えるシェアプラン(20GB)の2択。

オプションもなく、2年縛りといった条件もないので、契約途中でも自由にプラン変更ができます。

■少ないデータ容量のプランが充実

いま大手携帯キャリアでは5G時代に向けて、20GBや50GBなどの大容量プランにシフトしています。

しかし総務省 携帯電話ポータルサイトの調査によると、大手携帯キャリア4社のサービスを利用する方のうち、40%以上の方が20GB以上の料金プランを契約。

しかし、実際に20GB以上もデータ容量を使用している方は11%しかおりません。

あまりデータ容量を使わない人にとっては、少ないデータ容量のプランをもっと安く利用したいと思うことでしょう。

格安SIMでは3~5GBのプランが多いので、あまりデータを使わないという人におすすめです。

格安SIMのデメリット

■キャリアメールが利用できない

サービス事業者が変わるので、大手携帯キャリアが提供しているキャリアメールは利用できなくなります。

@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpといったメールアドレスです。

ただ今はキャリアメールを使わない人が増えており、仮に使われていてもYahoo!メールやGmailなど、無料で利用できるフリーメールなどに乗り換えることで不便さは解消できるでしょう。

格安SIMで使えるメールサービスについては、こちらをご確認ください。

■LINEの一部機能に制限

格安SIMでもLINEは利用できますが、一部、機能が制限されます。

その理由は、LINEではトラブル防止の観点から18歳未満のユーザーを保護しており、LINEと大手キャリアが協力して、年齢確認を行っています。

格安SIM事業者はこの連携に入っていないので、不特定多数の人からのアクセスを防ぐため、ID検索や電話番号検索ができなくなっています。

格安SIMでLINEの友だち追加をしたい場合は、自分や相手のQRコードを読み取ることで友だち登録が可能です。

自分が了承した人でないと友だち追加できないという、安全な方法を取っているということです。

■携帯ショップがない

ここまではデメリットというよりも、事業者が変わることで、利用できなくなることです。

唯一、デメリットを挙げるとすれば、大手携帯キャリアのように全国に自前のショップがないことでしょう。

格安SIMはあらゆる面でコストを削減して、低価格のプランを提供しています。

そのため自前のショップを持っていない事業者がほとんど。

ただ、その分Webのサポートは充実しているので、何かあればサイトから気軽に問い合わせができます。

格安SIMの品質

格安SIMについて、料金が安くなる分、通信エリアや通信速度が大手携帯キャリアよりも劣るのではないか?

そうしたイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

■通信エリア

上述したように、MVNOは、大手携帯キャリアのネットワーク設備を借りてサービスを提供しています。

アンテナや基地局の数も大手携帯キャリアと同じのため、通信エリアもまったく同じです。

y.u mobileの場合、ドコモのネットワーク設備を借りてサービスを提供しているため、「使えるエリア=ドコモ回線が使えるエリア」です。

(通信エリアについては、こちらの記事も参考にしてください。)

■通信速度

MVNOは低コストでサービスを提供するため、利用者の数に応じて最適な規模の通信帯域を設定するなど、あらゆる面でコスト削減を図っています。

そのためお昼時や夕方の帰宅時間など、利用者が増えるピークタイムの時間帯には回線が混み合ってしまい、通信速度が遅くなる場合もあります。

しかしy.u mobileでは混雑しがちな時間帯でも、安定した通信速度を提供できるように、独自の工夫を行っています。

y.u mobileが安定した速度を維持するための仕組みについては、こちらの記事を参考にしてください。

以上のように、格安SIMのデメリットは唯一、自前の携帯ショップがないこと。

何かトラブルがあった時に、大手携帯キャリアのように最寄りのショップに駆け込むというワケにはいきませんが、周囲に詳しい人がいたり、使い慣れているスマホをそのまま使う場合は、ショップがないことによるデメリットは、特にないのかもしれません。